関市(岐阜) 城山(462.3m)、女夫山(340m) 2020年1月4日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:36 登山口(モノレール始点)−−6:45 260m鞍部−−7:24 城山 7:29−−7:51 260m鞍部−−8:19 女夫山−−8:34 260m鞍部−−8:41 登山口(モノレール始点)

場所岐阜県関市
年月日2020年1月4日 日帰り
天候
山行種類城山:一般登山  女夫山:藪山
交通手段マイカー
駐車場車道脇に駐車余地あり
登山道の有無城山:あり  女夫山:無し
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望城山:北東方向にあり  女夫山:無し
GPSトラックログ
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コメント宮野集落から上がる林道途中にある登山口から260m鞍部を経由して二山を振り分けて往復。登山口から城山まではほぼ登山道上にモノレールが設置されている。城山山頂には電波塔あり。女夫山は260m鞍部から330m峰手前の280m小鞍部までは林業作業道があるがその先は道無しで植林帯を登る。女夫山山頂も植林に覆われる




宮野集落から上がる林道に駐車 標高210mカーブにモノレールと城山登山口あり
城山登山口標識。ここから260m鞍部の実線は歩道 歩道に同居してモノレールあり
260m鞍部。モノレールは城山方面へ延びる 標高280mで倒れたアナログ時代のTVアンテナあり
標高350m付近 標高350m付近付近の岩。展望台の標識あり
岩からの北東の展望 真っ白な木曾御嶽
害獣は猪だろうか? 樹林を通して朝日が当たる城山が見える
標高410m付近。まだモノレールがある 城山山頂。モノレールは山頂まで届いていた

山頂の地デジ中継所(NHKのもの) これも地デジ中継用アンテナ
城山山頂標識と三角点 どの山なのか不明
城山から西側の展望
コンクリートの三角点なので4等かと思ったら・・・・ 上を見たら金属銘板に三等三角点の文字が! 初めての造り
山頂の標識。土地勘皆無なので役立たず 山頂の標識
たぶん女夫山ではなく330m峰 260m鞍部。次の女夫山に向かう
明瞭な道は無いが藪は無い 何となく道あり
280m小鞍部手前。ここで道が消える 道が消えると適当に進む
左手の尾根に乗る 標高300m付近
女夫山山頂直下 女夫山山頂。ケルンあり
帰りは山頂から北西に落ちる尾根を下った 標高270m付近の「盆地」付近
280m鞍部で道が登場 260m鞍部。今度は登山口方面へ
モノレール軌道を下る 登山口より高い位置にモノレールが止まっていた
登山口への最後の下り 登山口
駐車箇所


・城山と女夫山は南北に並んで尾根でつながっているので、いっぺんに登るのが得策。地形図によると両者をつなぐ260m鞍部まで車道が通じているので、ここから振り分けて登るのが常套手段だろう。

・車道は鞍部の西側(宮野集落)/東側(松本集落)からアプローチ可能だが、太い道で表現された西側から入ることにする。予想以上に立派な舗装道路が続くが、その終点は260m鞍部とは違う場所であり、地形図の標高210m付近にあるはずの林道分岐は見当たらなかった。その代りにそこにはモノレールの起点があり、往路では気付かなかったが城山の案内標識が立っていた。地形図で細い実線で書かれた道は車道ではなく歩道であった。でもこれで少なくとも城山は登山道があることが判明したので、朝一から藪漕ぎする必要は無くなった。

・登山道があることが分かったのでまだ暗い時刻にLEDライトを点灯して出発。モノレールの軌道は登山道とほぼ重なっていて邪魔で仕方がない。モノレールはどこまで延びているのだろうか。

・210m鞍部に到着。地形図によるとここから東に下る道があるが車道ではなくこちらも歩道であった。城山方面の案内看板は北を示していて、モノレールも城山方面に続いていた。この後も登山道をモノレールの軌道が占有して歩きにくいことこの上ない。軌道はしっかりしていて現役で使われている雰囲気だった。

・登山道には合目表示の標識あり。登山口はゼロ合目で9合目までの標識がある。一部の標識のみ撮影したので、どんな間隔で設置されているのかは不明。

・標高280m付近で倒壊したアナログTV時代のアンテナあり。おそらく昔の共聴用アンテナだろう。ただし地デジのアンテナは無く、デジタル化してからTVの受信は大丈夫か?と思ったら山頂にその答えがあることは後ほど分かる。

・標高350m付近で樹林が開けた岩が登場。「展望台」との案内標識が立っていた。この岩からは北東方向に展望が開け、真っ白な木曾御嶽が見えていた。

・標高380m付近に「注意 害獣・まむし」の看板あり。今の時期はまむしは問題ないが「害獣」は何を指すのだろうか? 低山なので常識的には猪だろう。

・延々とモノレールの軌道に沿って歩いていくと城山山頂にたどり着いた。モノレールは山頂への資材搬入用だったのだ。城山山頂には地デジの中継所があるのでその整備のためだろうか。でも手間と金をかけてモノレールを設置するということは長期間の使用を意味しているはずで、一時的な整備のためではなく治山等の他の目的があるはずだ。ぱっと見た感じではそれが何なのか想像できなかった。山頂からは北西方向に展望あり。

・山頂には各方面を示す標識あり。ただし土地勘ゼロなのでどこを指しているのか分からなかった。唯一分かるのは白山であるが、さすがに加賀白山まで登山道がつながっているわけではなく、これは白山が見える方向という意味であろう。

・地形図を見ると山頂には三角点があるはずで、これは探すまでもなく目立つ場所に立っていた。しかしコンクリート製でてっぺんに金属円盤が埋め込まれた形式であり、4等三角点かと思ったら金属板には三等三角点と書かれていた。花崗岩ではないっぽい三等三角点は見たことがあるがコンクリート製は初めてだ。おまけに四隅は面取りされて四角柱ではなく八角柱だ。最近の三角点はこんな構造に変更になったのだろうか?

・260m鞍部まで往路を戻って次は女夫山。鞍部から尾根を南へと進む。こちらには何となく道があるような無いような状態で、基本的には登山道は無いが植林で藪も無く歩きやすい。290m峰を越えて330m峰手前の標高280m付近では明瞭な道がある。

・330m峰より先は面倒な地形になる。尾根をまっすぐ登るとなると330m峰へ登って270m鞍部まで下って今度は山頂への登り返しが必要で、どう考えても330m峰は巻いてしまった方がお得だ。現に道は330m峰手前で左に巻き始めてピークには登らない。そしてそこで道は消滅して谷状の地形に出る。ここも植林で藪は無い。

・往路は少し余分なピークを登るが、山頂から北に延びて標高290mで西に直角に曲がる尾根に乗ることにした。270m鞍部の左手の尾根がそれなので適当に尾根に取付く。尾根の上もずっと植林が続く。

・尾根が南に曲がって標高300m付近で植林だが背の低い照葉樹の灌木が登場。それほど濃くはないので左右に迂回しつつ登っていく。

・山頂付近で照葉樹は消えて再び歩きやすくなり、傾斜が無くなれば女夫山山頂に到着。ここも一面の植林に覆われて展望は皆無。山頂標識は無いが小さなケルンが積まれていたが、山頂を示す物体はこれだけだった。山頂に至る道は無し。

・帰りは山頂から北西に落ちる急な小尾根を下った。こちらも矮小な照葉樹があるが往路の尾根よりは少なかった。最後は盆地状の低地に降り立ち、僅かに登り返して270m鞍部経由で道に復帰。その後は往路を戻った。

・登りでは気付かなかったがモノレールの起点である車道脇にはモノレールの車両は無く、一段高い位置に止まっていた。モノレールの軌道はここで短距離だけ途切れていたが、何かしら理由があるのだろう。盗難防止?

 

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